
中古乗用車海外輸出情報
中古車輸出に関して
日本からの中古車輸出は、高い信頼性と品質、燃費性能が評価され、海外市場で圧倒的な支持を得ています。中古車輸出の規模は年々拡大し、対応する中古車輸出国も増加傾向にあります。輸出対象には過走行車や10万Km以上走行の車両、さらに故障車や廃車予定の車両、さらには災害車まで含まれ、幅広い需要をカバーしています。特にSUVは海外で根強い人気があり、SUVを含む多様な車種が中古車輸出市場で取引されています。この記事では、日本からの中古車輸出の最新動向と、主要な中古車輸出国、海外で人気のSUVなどの車種をランキング形式でご紹介します。
1.中古車輸出台数
※2024年度累計実績(2025年6月更新)
2.中古車輸出単価(1台平均)
※2024年度累計実績(2025年6月更新)
3.輸出台数5カ国年間推移
※2024年度累計実績(2025年6月更新)
4.マレーシア単価なぜ高い??
マレーシアの中古車市場は、新車価格の高騰(インフレや原材料コスト上昇、増税など)を背景に、 安価かつ品質の高い日本製中古車への需要が急増しています。特に乗用車が市場の約90%を占め、 2023年の日本からの輸出中古車では94%が普通車、3%がトラック、残り3%が軽自動車やバスでした。
- 日本のオートオークションへの影響を与えやすい
- 日本市場でも需要がある中古車(新車登録から60カ月未満の車両)など、マレーシアでもかなりの人気があります。
- 新車価格高騰による需要増
インフレや部品コスト上昇、増税で新車価格が上がる中、コストパフォーマンスの高い中古車が選ばれやすい。 - 乗用車シェア約90%
マレーシアでは乗用車の税金が比較的安いため、普通車の人気が高く、輸出車でも大半を占める。 - 人気車種の多様性
ハッチバックから高級セダンまで幅広く取引され、特にトヨタ車 (アルファード、ヴェルファイア、エスティマ、 ハリアー)など又、高級車のレクサス、メルセデスベンツなど輸入車も根強い支持を得ている。 - 高品質重視の市場特性
日本規格で整備済みの安心感が評価され、故障リスクの低い車両ほど高いリセールバリューを維持している。
5.日本から海外に輸出される車
アラブ首長国連邦

プリウス

S-class

ヴィッツ
ロシア

ヴェゼル

フリード

フィット
パキスタン

ワゴンR

ライズ

プリウス
マレーシア

ランドクルーザープラド

ヴェルファイア/アルファード

ハリアー
スリランカ

ヤリス

ライズ

カローラツーリング
6. 輸出車両Top3選(メーカー別)
メーカー | 車種① | 車種② | 車種③ |
---|---|---|---|
トヨタ | ランドクルーザー | ヴェルファイア アルファード | プリウス |
日産 | エクストレイル | シルビア | スカイライン |
ホンダ | ヴェゼル | CR-V | フリード |
マツダ | CX-5 | デミオ | ロードスター |
スバル | フォレスター | レヴォーグ | レガシィB4 |