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【2025年最新】中古車輸出先ランキング7カ国|事故車・過走行車でも高く売れる理由と傾向

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1. 中古車輸出の全体像とランキング

2024年度、日本から輸出された中古車(乗用車)は95万台超で、前年比5.9%増加しています。特に、ロシア・UAE・モンゴルといった市場での需要増加が顕著であり、「過走行車」や「事故車」「水没車」なども輸出向け車両として注目を集めています。

中古車輸出台数シェア
※引用元データe-stat
中古車(乗用車)の輸出実績から算出

2. 各国別の特徴と需要

各国別|中古車輸出の最新傾向とポイント解説(2021〜2024年)

中古車輸出台数年間推移2021年-2024年

🇷🇺 ロシア

2024年:199,085台 / ¥2112億円
輸出台数はやや減少傾向ながら依然として最大規模の市場
2023年以降、排気量2000cc超の輸出が制限されているものの、2000cc以下・ハイブリッド車・軽自動車などは今も輸出可能です。

🇦🇪 アラブ首長国連邦

2024年:198,944台 / ¥877億円
ドバイ港を中心に再輸出中継拠点として活用されており、水没車や事故車も再販可能。
アフリカや中東向けに再流通されるため、査定基準が国内と異なります。

🇲🇳 モンゴル

2024年:106,295台 / ¥1042億円
日本のSUVや4WD車、ハイブリッド車の需要が急増。特に冬場の耐寒性能に優れた車両が評価されやすい。
ロシア向けの“陸路経由拠点”としても活用。

🇲🇾 マレーシア

2024年:37,504台 / ¥1618億円
輸出台数は少ないが、1台あたりの平均単価が非常に高い(431万円)のが特徴。
EVやハイブリッド車の高級モデルに需要が集中。

🇨🇱 チリ

2024年:56,684台 / ¥199億円
南米向け輸出の玄関口。中小排気量・コンパクトカー・商用車に安定した需要あり。
中古軽バンやマニュアル車も人気。

🇹🇭 タイ

2024年:36,032台 / ¥533億円
国内メーカーの工場があるため、日本車との親和性が高い。
セダン・ピックアップ・過走行ディーゼル車など、再整備前提の需要あり。

🇵🇰 パキスタン

2024年:36,164台 / ¥539億円
小型車や軽自動車の需要が根強い。整備業者が豊富なため、修理前提の低価格車でも流通可。
物価安から現地での利益率が高く、日本でも高額査定されやすい。

※引用元データe-stat
中古車(乗用車)の輸出実績から算出

3. 国内オークション相場と輸出の関係

国内最大手「USSオークション」のデータによると、2024年度の出品台数は約310万台で、成約平均価格は118.5万円と過去最高。特に海外需要の強いSUV・ハイブリッド・ディーゼル車の落札価格が上昇しています。

USSロゴ USSオークションの価格推移と輸出市場の相関

中古車流通の“心臓部”とも言えるのが、USS(ユー・エス・エス)オークション。国内最大の中古車オークションであり、ここでの成約価格は輸出業者の仕入れ相場にも直結する可能性があります。

📊 成約平均単価と出品台数の推移(2021〜2024年)

年度累計出品台数平均成約単価(千円)
2021年2,732,000867
2022年2,829,000967
2023年3,150,0001,010
2024年3,106,0001,185

引用元データ株式会社ユー・エス・エス

🚗 2024年の平均成約価格は過去最高
その背景には円安・海外需要の高まりがあり“輸出用車両の仕入れが高騰”している影響があります。

輸出向け査定で重視される5つのポイント

輸出業者が買取査定時に重視するのは、国内での中古車査定とは異なる視点です。特に次の5つのポイントは、輸出価格を左右する重要要素です。

  1. ① 車種とグレード:プラド・ハイエース・RAV4など、輸出向け人気車か?
  2. ② 駆動方式:4WD・ディーゼル車は海外で圧倒的人気
  3. ③ 色・装備:パール・黒・寒冷地仕様・革シートなどが評価加点
  4. ④ 修復歴:走行可能であればOK。事故車でも十分価値あり
  5. ⑤ 年式と走行距離:国によっては「初度登録から7年以内」制限あり

📦 特に「事故車」「過走行車」でも上記条件に当てはまれば高額査定が期待できます。

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4. 売るなら今?「各国の輸出規制」を踏まえたベストなタイミングとは

中古車を「高く売りたい」と考えるなら、各国の輸入規制(年式・排気量)を理解することが非常に重要です。
たとえ事故車や10万km超の車でも、輸出条件に合っていれば高価買取の可能性は十分にあります

✅ 高く売るための“国内の売却タイミング”3選

  • 🗓️ 車検の3ヶ月前:再販側が「整備不要」と判断しやすい
  • 📏 走行距離9.8〜10万km直前:10万kmを境に価値が下がる傾向
  • 📦 月末の仕入れタイミング:業者の仕入れニーズが集中

🌍 各国の“輸出条件”も意識しよう

国名年式制限その他条件
🇷🇺 ロシア制限なし(再販用)2000cc以下のみ/600万以下(2023年以降の制裁措置)
🇦🇪 UAEなしアフリカ再輸出あり。事故車も流通可
🇲🇳 モンゴル明確な制限なし右ハンドル歓迎(自国は左ハンドル)、ロシア再流通ルート
🇲🇾 マレーシア5年以内特定モデルは例外扱い(EV・高級車)
🇨🇱 チリ10年以内左ハンドル推奨。輸入許可の条件あり
🇹🇭 タイ厳格な規制あり基本は商用再利用ルートのみ
🇵🇰 パキスタン3年以内(一般乗用車)5年以内なら商用車輸入可

🚗 輸出は“時間との勝負”!
特に年式制限がある国へは「期限を過ぎると一気に価値が下がる」ため、今が売り時かもしれません。

買取に出す前に確認したい!チェックリスト10項目

車を「なるべく高く」「トラブルなく」売るためには、事前の準備と情報整理が大切です。
特に事故車や過走行車、中古車輸出に出されやすい車種は事前の確認次第で査定額が数万円〜数十万円変わることも。

✅ 売却前チェックリスト(スマホでも見やすいUI)

  • 📝 車検証・自賠責・リサイクル券など必要書類の確認
  • 🔍 グレード・型式・駆動方式の正確な把握
  • 📷 現車の外装・内装の写真を撮影(画像査定に有効)
  • 🚗 修理歴がある場合は見積書や修理明細を手元に
  • 🧽 車内・外の清掃を行い、第一印象をアップ
  • 📖 整備記録簿・点検記録があれば提出で評価UP
  • 🧾 ローン残債がないか、確認・完済証明の用意
  • 🌐 事前に輸出規制(年式・排気量)のチェック
  • 🏷️ 複数業者に相見積もりを依頼(相場感を掴む)
  • 📆 査定日や売却予定日のスケジュール管理

事故車でも高く売れる?グレードチェック!!はこちら

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5. よくある質問(Q&A)

Q. 過走行でも売れますか?
A. はい。10万km超でも海外向けで高需要な車両(4WD・ディーゼル・SUV)は多く存在します。
Q. 事故歴があっても売れる?
A. 修復済みで走行可能な場合は、輸出用として査定されることが多いです。

買取実績

シフォン
スバル シフォン
年式2018年
走行距離24,250Km
破損箇所前方損傷
買取価格
46万円
XC-60
ボルボ XC-60
年式2018年
走行距離123,000Km
破損箇所故障車(エンジン不動)
買取価格
95万円
SPACIA
スズキ スペーシア
年式2022年
走行距離41,000km
破損箇所後方損傷(骨格損傷)
買取価格
10万円
MIRA TOCOT
ダイハツ ミラトコット
年式2023年
走行距離25,000km
破損箇所前方損傷(骨格損傷・錆)
買取価格
28万円
XC-40
ボルボ XC-40
年式2020年
走行距離34,000km
破損箇所後方損傷・左側面
買取価格
160万円
218
BMW 218
年式2021年
走行距離55,000km
破損箇所前方損傷
買取価格
122万円