0120-3939-07
受付時間:平日 9:00〜18:00
車のショールームで商談が成立し、握手を交わす男女の様子。背景には車両が映っている。

🚗 事故車・廃車ガイドブック(査定・買取)

ホームchevron_right🚗 事故車・廃車ガイドブック(査定・買取)

事故車買取・事故車査定ガイド

1. 修理すべきか判断する基準

状況別に事故車買取事故車査定の最適な選択を比較します。

事故車 修理と売却の判断基準
ケース別|修理と売却の判断比較表
状況・ケース修理を選ぶべきケース売却を選ぶべきケース
① 水没車(室内浸水なし)電装系チェック済&エンジンに影響がない電装トラブルが残存・異臭や腐食が進行
① 水没車(室内浸水あり)なし(基本的に売却推奨)配線・シート・基板・制御装置が浸水
② 雹害車(小粒・少量のへこみ)塗装割れなし・パネル数枚程度多数のへこみで修理費が高額
② 雹害車(大粒・広範囲)保険対応かつ車両の価値が高い場合パネル交換多数・費用対効果が悪い
③ 保険適用あり(高額修理)保険で全額カバーできる場合免責金額が高い・等級ダウンリスクあり
③ 保険適用なし(少額修理)修理費が10万円以下かつ車齢が新しい車齢が10年超・今後も維持費がかさむ
④ 骨格に損傷なし(外装のみ)リサイクルパーツで安価に修復可能色違いやパネルずれで再販価値が下がる
④ 骨格に損傷あり車両の時価が高く、事故歴が許容される市場修復歴ありで価値大幅ダウンの恐れ
⑤ 輸出向き車両エンジン機関が正常で海外需要あり船積みに耐えないレベルの損傷
⑤ 輸出に向かない車両国内でパーツ供給などがしやすい場合需要なし・車検や登録コストが高い

※各輸出先において、条件が異なります。例えば、セーフティセンスやエアバックが正常でなければ規定に引っかかる場合などあります。

2. パーツ別修理費の相場

主要パーツ別(部品系機関系) 修理費用の目安
パーツ名修理費用の目安特徴・注意点
エンジン30万〜150万円水没・焼き付き・オーバーホールで高額。部品交換が主流。
トランスミッション(AT/CVT)20万〜60万円故障時はほぼ全交換。リビルト品の使用も。
エアバッグ/SRS制御10万〜60万円展開済みの場合、エアバッグ本体+コンピュータの交換が必要。
電装系(ECU/コンピュータ)10万〜50万円水没や電気系トラブルで交換対応。リセットで直らないことが多い。
骨格フレーム(修正機使用)30万〜60万円ミリ単位の修正が必要。事故歴ありとして価値下落も。
部位修理内容相場価格(税込)備考
バンパー擦り傷補修~交換5万~30万円素材や塗装有無で変動
フェンダー板金または交換4万~10万円輸入車は高め
ドアへこみ修理~交換5万~15万円塗装・配線修理含む
サスペンションアーム・ショック交換8万~30万円工賃高め、精度必要
エンジン交換または載せ替え20万~80万円水没やオーバーホール対応
フレーム骨格修正・溶接30万~60万円事故歴車と判定される
部位修理内容相場価格(税込)備考
ラジエーター冷却水漏れ修理または交換3万~8万円オーバーヒート時は要点検
ヘッドライトレンズ交換・ユニット交換2万~10万円LED・HIDは高額
フロントガラスヒビ・割れの補修または交換5万~12万円センサー付きは高額
エアバッグ展開後の交換10万~30万円複数ユニット含む可能性あり
ECU・電子制御故障診断と基盤交換5万~20万円水没車で故障しやすい
タイヤ・ホイールパンク・曲がり・交換1本:1万~5万円インチ数とブランドで差

3. 売却した方が良いケース

✅ 売却を選んだほうが“得”になるケース

事故車修理費用と自動車保険に関する図

【例①】「売却+新車買替」の方が得だったケース

アルファード(AGH30型) 事故前の買取価格が400万円で修復歴がつくと330万円になる。

例:走行中に事故をおこしてしまい、修理費用が150万円

このケースでは、事故車として200万円で売却し、車両保険の(約150万円)と合わせて新たに車の購入に充当することで修理後の時価額に悩むことは少ない。

修復歴有になると時価額から20~40%マイナスの評価を受ける。

まとめ

【修復歴有240~280万円】修理した場合の時価評価額。同じ個所を再度事故を起こしてしまうと修復できないリスクがあり。

【買取金額200万円+車両保険150万円】新たに購入する場合。時価評価の影響と以後の事故リスクに対し、悩むことは少なくなる。

30秒で
入力完了!
まずは無料オンライン査定
お申し込み最短1時間後に査定結果をWebでお知らせ
車名必須
メーカー必須
年式必須
走行距離必須
お名前必須
電話番号必須
メールアドレス必須
都道府県必須

4. 事故車でも売れる理由と相場

事故車でも売れる理由とは? ~アルファード AGH30Wを例に~

一般的に「事故車=売れない」というイメージがありますが、実は輸出市場では事故車でも高く売れるケースが多数あります。 アルファード(型式:AGH30W)は、国内人気はもちろん、マレーシアを中心に東南アジア諸国での需要が高いことで知られています。

🔧 修復歴があっても需要がある理由

  • マレーシアでは日本製高級ミニバンのニーズが高く、部品交換済みでも構わないバイヤーが多い
  • 右ハンドル車で高年式モデルなら、現地での再販価格が日本より高いことも
  • フロントバンパーやライトなどの交換で済む軽度事故なら修理後でも相場が維持されやすい

📈 アルファード事故車の実勢相場例

状態年式走行距離査定価格
フロント損傷2022年式3.8万km220万円
フロント損傷(エアバック作動)2017年式8万km70万円

このように事故歴がある=売れないとは限らず、海外需要や型式・年式によっては修理せずそのまま売る方が得になることもあります。 特にアルファードのような人気モデルは、事故車でも「部品価値+輸出価値」で高値が付く可能性が高いのです。

💡 中古車相場は常に変動をしているため相場のアップダウンがあります。

🚗国別 中古車輸出 規制一覧

各国の輸出規制を確認する
🇷🇺 ロシア
輸出年規制ハンドル規制事故車
制限なし(60カ月未満※JUCデータから)左ハンドル※JUCデータから自走可能のみ
輸出規制:乗用車600万円未満。1900cc未満であること。■更新:リサイクル税改定
🇦🇪 アラブ首長国連邦
輸出年規制ハンドル規制事故車
制限なしなし
再輸出先が多く各国のハブとして利用される。ドバイ経由でロシア再輸出の海路地点。
🇲🇳 モンゴル
輸出年規制ハンドル規制事故車
制限なし右ハンドル中心(公用車は左のみ)
日本からの輸入は放射線規定検査あり。2500cc未満の排気量が対象。ロシア再輸出の陸路地点。
🇨🇱 チリ
輸出年規制ハンドル規制事故車
製造日から60カ月未満推奨基本左ハンドル(右ハンドル確認)△(検査なし)
基本左ハンドル国。事故歴車は現地検査次第で可否が分かれる。
🇲🇾 マレーシア
輸出年規制ハンドル規制事故車
製造日から12カ月~59カ月まで右ハンドル
オークションの相場へ影響を与えやすい要因。中古車輸出は車両の価格帯が高い。
🇵🇰 パキスタン
輸出年規制ハンドル規制事故車
乗用車:3年以内(2WD)、5年以内(4WD/SUV)
商用車:5年以内
右・左
HV1800cc未満は関税半額。1800cc~2500cc未満は25%。
🇹🇭 タイ
輸出年規制ハンドル規制事故車
制限なし右ハンドル不明
🇯🇲 ジャマイカ
輸出年規制ハンドル規制事故車
製造日から6年以内(乗用車)
10年以内(商用車1501~3000kg)
両方×
新しいディーゼル車が中心。バスは関税が安い。
🇨🇾 キプロス
輸出年規制ハンドル規制事故車
初度登録から60カ月未満両方×
EU排ガス規制(EURO6)適合必要。事故車不可。
🇬🇧 イギリス
輸出年規制ハンドル規制事故車
10年未満(追加関税で超過可)なし(右ハンドル)調査中
MOTテストあり。プリウス、エスティマ、エルグランドなど多車種輸入。

※ 最新情報は各省庁のページより確認ください

買取実績

シフォン
スバル シフォン
年式2018年
走行距離24,250Km
破損箇所前方損傷
買取価格
46万円
XC-60
ボルボ XC-60
年式2018年
走行距離123,000Km
破損箇所故障車(エンジン不動)
買取価格
95万円
SPACIA
スズキ スペーシア
年式2022年
走行距離41,000km
破損箇所後方損傷(骨格損傷)
買取価格
10万円
MIRA TOCOT
ダイハツ ミラトコット
年式2023年
走行距離25,000km
破損箇所前方損傷(骨格損傷・錆)
買取価格
28万円
XC-40
ボルボ XC-40
年式2020年
走行距離34,000km
破損箇所後方損傷・左側面
買取価格
160万円
218
BMW 218
年式2021年
走行距離55,000km
破損箇所前方損傷
買取価格
122万円

5. 修理と売却、どちらが得か

結論、事故歴のある車や修復歴ありの車は、たとえ走行可能な状態であっても、査定額が大きく下がるケースがあります。例えばアルファード(AGH30W型)などの人気車であっても、骨格に損傷があると一般的な中古車としての流通が難しくなり、買い手が限られてしまうのが実情です。

しかし近年では、事故車専門の買取業者や廃車買取業者が増えており、「事故車でも売れる」市場が拡大しています。たとえ水没歴や大きなへこみがあっても、輸出向け車両として再評価される可能性もあり、車種や状態次第では修理するより売却した方が得になる場合もあります。

また、「車検直前で大きな修理が必要」「タイミングベルトやブレーキなど高額な消耗部品の交換が控えている」などの場合は、高額な維持費をかけるより、事故車査定を依頼して買取価格を比較した方が合理的です。

🚗 アルファード:消耗品交換目安と費用(1・3・5年目)

交換時期部品名費用目安(工賃込)
1年目エンジンオイル/オイルフィルター約8,000〜12,000円
1年目ワイパーゴム約2,000〜3,000円
3年目バッテリー約20,000〜40,000円
3年目エアコンフィルター約4,000〜6,000円
3年目タイヤ4本(ミニバン専用)約60,000〜100,000円
5年目ブレーキパッド(前後)約30,000〜50,000円
5年目冷却水・CVTフルード交換約20,000〜40,000円

※費用はディーラー・整備工場・地域により異なります。

🧾 アルファード 車検費用の内訳(3年目・5年目)

項目3年目(1回目)5年目(2回目)
自賠責保険(24か月)約17,650円約17,650円
重量税(2,000kg超)約49,200円約49,200円
印紙代約1,800円約1,800円
法定点検・整備費約25,000〜35,000円約40,000〜60,000円
部品交換・追加整備〜10,000円程度20,000〜50,000円
合計費用(目安)約100,000〜115,000円約130,000〜180,000円

※費用は地域や整備内容、ディーラーか民間工場かにより前後します。