今回は水没車の災害事例をご紹介!!
2023年度は日本各地で線状降水帯が発生し、
各地で水没車の被害も例年より多く発生。
①冠水しやすい地域
②冠水が発生しやすい(田んぼ/トンネル)など
水没車売却にも被害状況により査定の価値が変わっていきます。
※とりあえず廃車・解体処理よりも専門業者へご相談を!
水没車でも輸出向きで高値で売却できる車種もございます。
専門買取店へのご相談をおススメいたします。
①水没による種類について
②水没による状況について
③水没による深さについて
①水没の種類について
濁流による水質状況(泥など)
地盤沈下による水質状況(比較的綺麗な水質)
※水質による評価額の変化とは?!
再度車両を復元しようとしたときに車両清掃・除菌など各種パーツの洗浄をおこなうことから、
水質による綺麗さは一つポイントとなります。
泥や有害物質が混じっている水質であれば車両の錆の原因となります。
※ここでのポイント①車両洗浄による工数②パーツの取り換えが増える可能性
②水没の状況について
駐停車中による水没
車両走行中による水没(冠水した箇所へ進入)
※駐停車か走行中で水没被害が変化する可能性
車両が水没する仕組みとは
①エンジンの破損
水が気筒内に浸入してしまうと、ピストンに無理な力がかかりエンジンが故障。
②空気不足
冠水した道路に進入すると吸気口や排気口(マフラーなど)が閉ざされてしまうと、
気筒内に空気を取り込むことができず、ピストンを押し返す力が弱くなり、最終的には停止します。
③電気系統トラブル
電気回路が腐食したり漏電したりすることで、クルマが異常状態と判定しエンジンが停止。
基本的に排気口も通信ネットワークの配線は、フロアの高さに配設されることが多いため、
フロアと同程度の高さにあるタイヤの下半分が水に浸かるとエンジン停止の可能性が高いです。
③水没の深さについて
水没が発生した際に水位の高さで評価額が変わります。
水位状況で車両の損傷状況も以下のようになります。
①電源点灯 ②エンジン始動 ③どちらとも不可
水没も各社で基準が異なる可能性がございますので、
情報収集のひとつとして是非活用くださいませ。